
京都に一澤信三郎帆布という有名な鞄メーカーがある。
私は全く知らなかったのだが
娘に聞くと
「誰でも知っている」という返事が返ってきた。
「京都のデザイン」という冊子に掲載されていたのを
読んだのが切欠で興味が湧き
また偶然、書店の新書版に
「一澤信三郎帆布物語」を見つけ購入し読む。
京都を代表する店で
海外の人たちにも評判を呼んでいるとか。
ひとつひとつの商品がすべて手造り。
新商品が出るとき
発売前に1ヶ月ほどその商品を使いこみ
その使い勝手を見極め
改良すべきところは改良し発売はそれから。
そこで解決できる術が見つからないときは
発売を見合わせる商品もある。
勿論、大量生産はしない。
従業員は70名程度。
会社を大きくすることより
いい鞄を作ることにそれぞれの
社員の力を注いでいる。
大量生産が悪いというのではない。
良品を安価に
多くの人たちに届けるためには必要な生産方法。
ただ、一澤信三郎帆布の鞄は
そういった商品ではないということ。
取り扱っている商品を見極め
仕事をしてゆくことが
長く生き抜いてゆく
ひとつのヒントかもしれない。
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